グラストラッカーとビッグボーイの違いとは?あなたに最適な相棒の選び方を解説

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都市走行やツーリング、カスタムを楽しみたいライダーにとって、グラストラッカーとビッグボーイのどちらを選ぶかは大きな決断です。外観やサイズ、足つき性、乗り心地まで異なるポイントが多くあり、実際に乗ってみないと分からない差が存在します。この記事では最新情報を基に、両者の特徴を比較しながら、あなたに合ったモデルを選べるよう徹底解説します。

グラストラッカー ビッグボーイ 違いを一目で比較

まずは主要スペックを表形式で比較し、視覚的にグラストラッカーとビッグボーイの違いを把握しましょう。サイズ、重量、タイヤ径といった基本項目で比較することで、どちらがどのような条件に強いかが一目で分かります。

項目 グラストラッカー ビッグボーイ
全長 × 全幅 × 全高 2,050 × 900 × 1,130 mm 2,200 × 910 × 1,145 mm
ホイールベース 1,325 mm 1,405 mm
最低地上高 160 mm 200 mm
シート高 750 mm 790 mm(約40 mmアップ)
車両重量 136 kg(装備重量) 139 kg(装備重量)
タイヤサイズ(前/後) 3.00-18 / 120/80-17 100/90-19 / 130/80-18
燃料タンク容量 6.0リットル(2008年以前)/8.4リットル(以後) 8.4リットル標準
エンジン排気量・形式 249 cc 空冷単気筒 SOHC 2バルブ 同じく 249 cc 空冷単気筒 SOHC 2バルブ

サイズ感と車格の違い

ビッグボーイは全長で約150 mm、ホイールベースで約80 mm拡大しています。それに伴い、全高と全幅もわずかに大きくなり、見た目の迫力と存在感が向上しています。最低地上高がグラストラッカーの160 mmから200 mmへと高くなり、悪路や段差に対しての余裕も増しています。

足つき性と乗りやすさの比較

シート高はビッグボーイがグラストラッカーより約40 mm高く、足つき性に差があります。身長がやや低い方には足が届きにくく感じることがありますが、最低地上高が上がったことでオフロード寄りの走行にもある程度対応可能となっています。ハンドル位置や握る角度も微調整されポジションに落差があります。

重量と燃費の差異

重量は装備重量でグラストラッカーが約136 kg、ビッグボーイが約139 kgとわずかにビッグボーイが重くなっています。しかし、タイヤサイズの拡大やフレームの延長をしても重量増は最小限に抑えられており、燃料消費率は定地走行時で約48 km/Lとなるなど効率性も高く保たれています。


デザイン・スタイルの違いとその魅力

外観やスタイリングはバイク選びで非常に重要な要素です。グラストラッカーとビッグボーイはどちらもトラッカー系ですが、印象やカスタム対象としての性質が違います。デザインのポイント、カラー展開、カスタム性といった観点から両者の違いを見ていきます。

外装パーツと仕上げの違い

ビッグボーイはグラストラッカーの外装をベースにしながらも、フレーム、スイングアーム、リアフェンダー、ハンドル幅などに違いがあります。特にフロントフォークが延長され、アクスル位置が前方へ移動しており、無印と比べて迫力あるフロントフェイスが特徴です。カラーリングはブラック系が強調される傾向にあります。

カラー展開と映えるポイント

両モデルとも複数のカラーリング展開があり、ソリッドブラックを基調とするものからツートーン配色まで存在します。ビッグボーイはブラックリムや重厚感のある色使いでワイルドさを強調しており、見る角度によって迫力が異なります。映える外見を求めるならビッグボーイが視覚的なインパクトで上回ります。

カスタムのしやすさとパーツ流通

無印グラストラッカーの方がタイヤや外装パーツの流通量が若干多いため、交換や修理、カスタムがしやすいです。ビッグボーイは専用タイヤサイズのため在庫が限られる場合があります。カスタム性の点では、両者共にトラッカー系としてシンプルな構造なので手を入れやすいですが、コストや入手性に差が見られます。


性能・操作性の違い:走りのフィーリング比較

エンジンやサスペンションなど、実際の走りに関わる箇所での違いは小さくないです。加速感、コーナリング特性、街中/高速道路での安定性からツーリングでの疲労感まで、あなたが求める乗り味によって合う方が変わってきます。

エンジン特性と出力・トルク

両モデルとも排気量249 cc、空冷単気筒 SOHC、2バルブ構成であり、最高出力14 kW(約19 PS)/7,500 rpm、最大トルク21 Nm/5,500 rpmといった基本性能は共通しています。エンジンの種類や内部構造も似通っており、街乗りや田舎道、高速巡航での伸びやアクセルレスポンスにも大きな差は出ません。

サスペンションと足回りのフィーリング

ビッグボーイはフォークを延長し、フロントオフセットアクスルを前方に移動。スイングアームも長めに設計されており、これによりホイールベースが伸びて直進安定性がアップしています。サスペンションストロークやタイヤ径の拡大もあり、路面の荒れた場所でビッグボーイの方が衝撃をやや吸収しやすくなっています。

取り回しと都市部での扱いやすさ

全長やホイールベースが短いグラストラッカーは狭い道路や駐輪場での取り回しが良く、Uターンなどの操作にも向いています。最低回転半径も約0.1 m程度短いため、街中中心のライダーには使いやすさが大きなメリットです。ビッグボーイは安定性重視ですが、その分小柄な人には扱いが重く感じられるかもしれません。

価格・維持費・法規制を考慮した選び方

バイクを選ぶ際には購入価格だけでなく、保険・税金・パーツ代・燃費・保管性などの維持費も重要です。また法規制や型式・排出ガス基準の影響も見逃せません。グラストラッカーとビッグボーイではこれらにも差があります。

保険・税金・排出ガス規制

両モデルは軽二輪クラスに属し、排気量や排出ガス規制に関して基準をクリアしています。ビッグボーイは平成18年規制などに適合しており、その後も保険や税制度で大きな不利はありません。登録時や年次点検で必要な法的措置は共に同等です。

燃料コストと実用性

燃料タンク容量はグラストラッカーで小型の6.0リットル時期もありましたが、後期は8.4リットルに引き上げられ、ビッグボーイも標準で8.4リットルです。燃費も定地走行で約48 km/Lを達成。街乗り中心なら燃料補給の手間が少なく、ツーリング用途にも対応可能です。

維持費とパーツ入手性

無印モデルの方が流通量が多いため、純正パーツや社外パーツ、タイヤの種類の選択肢が豊富です。ビッグボーイは専用タイヤや大型ホイールなどが必要な場合があり、費用が高くなることもあります。消耗品の価格や交換頻度も含めて総合的にコストを検討する必要があります。

どちらを選ぶべきか:ライダーのタイプと適性診断

あなたのライディングスタイルや体格、用途によってどちらが適しているかは変わってきます。ここではライダーの視点から、どのような場合にグラストラッカーが合うか、どのような場合にビッグボーイが合うかを整理します。

身長・体格から見る選び方

身長が低めの方や、足着き性を重視する人にはグラストラッカーの方が安心感があります。シート高が約750 mmと比べやすく、足を地面にしっかりつけたい人に合う設計です。逆に体格がある方や脚が長めの人はビッグボーイの方が座った時の姿勢に余裕があり、長時間乗る際の快適さが向上します。

用途別選択:街乗り vs オフ寄り vs 長距離ツーリング

街中中心のライディングであれば、グラストラッカーの軽快さと細いタイヤでのコーナリング性の高さがメリットです。オフロードや未舗装路を交えるルートを選ぶなら、ビッグボーイの拡大型タイヤと最低地上高の高さが安心感をもたらします。長距離ツーリングでは燃料タンク容量や直進安定性が重視され、ビッグボーイが有利になる場面もあります。

予算感と中古車選びのポイント

新車では販売が終了しているモデルもあるため、中古車市場での状態・年式・走行距離が価格に大きく影響します。グラストラッカーでは古い乾燥重量表記モデルや小タンク時期、マイナーチェンジ前のモデルが安価になる傾向があります。ビッグボーイは専用部品が多いため状態の良いものを選ぶと後々のコストを抑えられます。

メンテナンス・故障傾向の比較

どれだけ性能が良くても、維持が難しいバイクは使い勝手が落ちます。故障しやすい箇所やメンテナンスが必要な部分を、グラストラッカーとビッグボーイで比較しておきましょう。

電装系・始動システムの違い

ビッグボーイは一部初期型でグラストラッカーのセル始動+キック始動付きエンジンを採用していましたが、その後はセル始動が中心でキックは省略されました。無印モデルでは始動性に関する整備状態が乗り出しの快適性に大きく影響します。またバッテリーのサイズや配線ルートが似ているため、電装系トラブルの発生率も両者で大きな差はありません。

タイヤ・ブレーキ・足回りの摩耗項目

ビッグボーイの前19インチタイヤは大型ゆえ価格も重さも増します。旋回時や減速時の荷重移動が大きくなるためブレーキパッドの摩耗もやや早くなる傾向があります。一方、グラストラッカーは標準18インチ/17インチタイヤで汎用品が多いため維持コストが低めです。サスペンションのオイルシールやフォーク延長部分の保守性にも差があります。

耐久性と信頼性

両モデルとも基本設計は共有しており、エンジンブロック等の耐久性は安定しています。重大な構造的弱点はほぼ共通でないか非常に少ないです。ただ、地域によっては錆対策や塗装の耐候性、酸性雨などによる腐食、また部品の保管状況が良くない中古車では外装や足回りの錆びやすさが顕著となる場合があります。

まとめ

グラストラッカーとビッグボーイは同じエンジン仕様を共有しながらも、車格・タイヤ径・足つき・スタイル・乗り心地などに違いがあり、用途と体格で選ぶ最適モデルが異なります。小回りや街乗り重視ならグラストラッカー、大きめのタイヤや安定性、ツーリング用途を重視するならビッグボーイが魅力です。どちらにも共通する耐久性・燃費の良さは強みであり、状態の良い中古車を探せばコストパフォーマンスは高いです。

あなたが何を重視するかが最終的な選び方の鍵です。サイズ感かスタイルか、乗り心地か取り回しか、具体的な基準を持って比較するほど満足のいくパートナーになります。

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